息子の癇癪と向き合う母親の辛さと成長
子育ては喜びと苦労が入り混じったものですが、特に特別なニーズを持つ子供を育てることは、親にとって一層の挑戦がひつようです。
私はADHDとASDを持つ息子を育てています。
彼の癇癪は、彼が不快な状況に直面した際に起こるもので、それは私にとっても辛いものでした。
息子は勉強する時や、あまり気の向かない、興味ないことに取り組む時に癇癪を起こすことがあります。
私は彼の苦しみを理解し、癇癪が起こった場合には、そばでじっと静かに落ち着くのを待つようを心がけています。
ですが、時には自分の心に余裕がなく、その苦しみを受け止め切れないこともあります。
私には他にも2人子供がおり、家事や仕事などで忙しい毎日を送っています。
そのような中で、息子の癇癪に向き合うことができない時もありました。
息子が漢字を苦手とすることもあり、私は彼に勉強を促すよう努めています。
しかし、彼の癇癪と向き合いながら、その過程で私の心は次第に疲れていきました。
一人で全てを抱え受け止めることは、とても辛いものです。
頼れる人もおらず、子供たちを支えるのは私しかいません。
その責任を感じながらも、時には限界を感じることもあります。
ある日、私は自分の心がいっぱいになり、癇癪に向き合えなくなったことがありました。
今の時代に、漢字が書けないことはタブレットなどでフォローできますが、
読むことができたら、私は彼の暮らしの助けになると考えています。
そこで、彼と話し合いをし、漢字の勉強をしようと始めていました。
ただでさえ苦手な感じですから、量は少なく、漢字に親しみやすい機会を増やすよう、特性に合った問題集を探して使用していました。
ですが、あまりにも毎日毎日勉強の度に癇癪を起すので、ついに私は、息子に勉強をやらない選択肢があることを伝えました。
そしてその選択が、将来にどう影響するかを伝えた後、彼に任せることにしました。
すると驚くべきことに、彼は翌日から何も文句を言わずに勉強を始めました。
ずっと以前、勉強をする理由を説明し、勉強を始めましたが、日々が過ぎていくうちに忘れていってしまいます。
改めて、勉強する理由を思い出して、取り組もうという気持ちになったんだと思います。
しかし、これは一時のことであり、将来も同じような問題に向き合うことになると思います。
私はまだまだ母親として未熟であり、時には些細なことで怒ってしまうこともあります。
ですが、これからも子供と一緒に成長し、彼らと共に未来に向かって歩んでいきたいと思っています。
子育ては容易なことではありませんが、愛情と理解を持ちながら、一歩ずつ前に進んでいけることを信じています。